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おやじさん 2
 昔、蔵の朝は5時、早けりゃ4時。まずは水汲みだ。外の木桶に汲みおいた水は、夜の間に薄氷が張ってる。それを叩いて頭(かしら)が杓で汲み、俺らが一斗の試桶(タメ、ためおけ)で蔵の仕込み桶まで運ぶというわけ。
 試桶ってのは肩にチョイとかけ、底に手をあてタッタッと運ぶ。掌が当たったとこ以外、(脇に伝う水は)みんな氷だ。そう、ツララみたいさ。そんれは寒い、氷点下だッ。
 仕込み水が一石半なら、試桶で15丁だな。数え歌があった。「始まったりは一の谷、火渡り前のサカ落とし」「日光、結構、中尊寺山。ありがたいのは善光寺、情けないのはカカアの何とか」、ハハハ。早朝でねぼけてるからね、ひょうきんで色っぽいような歌で、数え違えないようにするのさ。「十五の月夜はヨに余る――よし、添え水終わり!」とね。
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飯山杜氏[いいやまとうじ]
酒を造る人を蔵人といい、その中で最高責任者一人を杜氏といいます。従って酒蔵の数と杜氏の数は同じことになります。ところで、長野県には杜氏の郷が3箇所あります。小谷、諏訪、飯山の3箇所で、県内にある約100酒造蔵の9割は県内杜氏で、何れかの地域の人たちです。昔は蔵人もそれらの地域の人々がほとんどでしたが、現在は酒造蔵地元の蔵人が多くなり、杜氏の郷の蔵人は年々少なくなっています。更に地元出身者が杜氏を勤める蔵も出始めています。

大杜氏[おおとうじ]
直前杜氏のことであり、杜氏を辞めると引退する人も多いが、桝一市村酒造場前杜氏である遠山隆吉さんは桝一にとっても又飯山杜氏仲間にとっても重鎮であること、更に氏の技術的蓄積は業界の宝であるため「大杜氏」として現役杜氏達のアドバイザー役を果たしている。なお桝一では大杜氏のことを役職名として「オヤジ」といい、親しみを込めて「オヤジさん」と呼んでいる。

寄り付き[よりつき]
桝一では蔵人が休憩したり打ち合わせをしたり食事をしたりする場所を「寄り付き」といいます。(全国的には「ひろしき」と呼ぶ酒蔵が多い)この「寄り付き」という言葉は現在ではお茶の世界ぐらいにしか残っていない言葉になってしまいましたが、昔は一般によく使われた言葉で、例えば民家のお勝手の上がり框(かまち)付近なども「寄り付き」と呼んでいた例もあります。