代表銘柄の「スクウェア・ワン」は信州産の美山錦、「碧漪軒」は備前雄町、「鴻山」は山田錦と銘柄ごとに、全商品が純米酒として、それぞれの酒造好適米の個性を生かした酒造りを目指しています。ブレンドは一切しない、言わば「シングルモルト酒」といえます。
また、酒母・麹米・掛け米ともに一種類の酒造好適米を使用し、醸造用アルコールも使用していません。
販売についても、自分たちの手の届く範囲でお届けすることを心がけ、製造の全量を本店とオンラインショップでの直接販売のみで、いわゆる卸販売は致しておりません。
このように酒の銘柄ごとに全く異なる個性を持った味を目論んだ酒造りを心がけておりますので、食卓の上などで見た目にも楽しめるよう、それぞれオリジナルデザインのボトルを使用したり、飲み比べに便利な小さなカップ酒セット(70㏄×6)も用意しております。どうぞお試しください。
こうした酒造りは、宝暦5年(1755年)創業時に建てた酒蔵で、今も永々と営んでおります。寒仕込みでは、12月から2月までの寒い寒い信州で杜氏以下蔵人一同が励んでいます。酒米を蒸す蒸気と、外に立ち籠める霧や降りしきる雪が混然一体となった桝一蔵の様は、「これぞ伝統の日本酒造り」を実感するに充分な風情です。
桝一市村酒造場
主人 市村 次夫
社名 | 株式会社桝一市村酒造場 |
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創業 | 宝暦5年(1755年) |
設立 | 昭和26年(1951年) |
資本金 | 28,000,000円 |
代表者 | 代表取締役 市村次夫 |
従業員 | 4名 |
営業内容 | 日本酒の製造販売 |
2005年1月1日現在